2017年11月09日

アフリカの子供とかが理想の貧困なのか!?

貧困当事者だという人を「お前は貧困じゃない」と批判する「貧困たたき」で、ずっと気になっていることがあります。たたく人は、頭の中に「これが貧困だ」というある種の「理想」があって、それに当てはまらないから怒るわけですよね。でも、その「理想」って、正しいのでしょうか? 貧困家庭で育った若者たちに、話を聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)

【画像】公衆電話で握りしめた100円玉 ツイッターで話題のマンガ「夜廻り猫」が描く貧困

「いろいろ言いたいことがある」
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。

 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

 日本の子どもの貧困率は、13.9%ですが、この5人が育った家庭の生活水準も、「貧困」と呼べるレベルです。

 「理想の貧困」と現実の自分たちとの違いについて教えてほしいとお願いしたところ、「いろいろ言いたいことがある」と、来てくれました。


「理想の貧困」の見た目って?
 ではまず、世間的な「理想の貧困」って、どんな見た目なのでしょう? 5人に聞くと、こんな返事でした。

「ホームレスの子ども版」
「服が破れていたり、汚かったり、みすぼらしい」
「飢えて草や段ボールを食べる」
「風呂に入っていない」
「ぱっと見て『貧困だ』ってわかる」

 つまり衣食住にも事欠く、命の危機に直結するような状態です。

 一方、5人の外見は、ごく普通です。服は破れていませんし、汚れてもいません。

 ヒカリさんは、「服はいま安く買えますからね。むしろ貧困だとバレないように他人に見える部分は気をつかいます」と、言います。

 もちろん、「見てすぐわかる貧困状態」の子もいます。そういう子たちが置かれた状況は深刻で、いち早い支援が必要です。ただ、現実の貧困層には、そこまで極端ではないけれど、生活に困っている、という人たちも多く存在します。


「ゲームとか、芸能人のポスターとか、ダメだね」
 私(記者)は、今まで何度か「子どもの貧困」の取材をしたことがあります。以前、支援者のひとりが「貧困って、見た目ではわからないんですね」と、こぼしたことがありました。

 「理想」と現実とのずれは、見た目から始まっています。
 
 こうした「理想の貧困」のイメージを、5人は、どう思っているのでしょう。

「極端じゃない貧困は見えづらいから、支援が薄いよね」(ミユ)
「要するに、生命維持に必要がないものを持っていたら、『貧困じゃない』ってたたかれると思う」(ユウタ)
「ゲームとか、芸能人のポスターとか、ダメだね」(ヒカリ)
「外食とか飲み会も」(アオイ)


NHK貧困たたき事件の影響
 昨年、NHKの番組に貧困当事者として出た女子高校生が「貧困たたき」にあいました。「千円のランチを食べていた」「家にアニメグッズがたくさんある」などが、貧困ではない証拠とされました。

「千円ランチって、友だちと食べてたらそのくらいの値段になっちゃったことはあるよ。会うと必ず『今度ご飯行こう』って話になる子もいるし。それ以外のところで節約してるだけ」(ミユ)

「友だちに誘われて、『お金がないから行けない』って言う勇気ないな」(アオイ)

「相手に気をつかわせるし、言ったら二度と誘ってもらえなくなる。まあバイトで忙しくて物理的に無理っていうことも多いけど(笑)」(ヒカリ)

「NHKの件は、いかにも『悲惨な暮らしなんです』っていう演出をしたメディアの責任もあると思う。散々、悲惨なんですっていう見せ方をしたあとで、アニメグッズとか千円ランチとか出てきて『違うじゃねーか』ってなっちゃった気がする」(ユウタ)

「去年の貧困たたきを見ていて、『あ、私もジャニーズのコンサートに行ったな。たたかれるのかな』って思った。1回4〜5千円だけど、誕生日プレゼントとかで特別に行かせてもらったりすることはある。芸能人のポスターを私も部屋に貼っていたけど、雑誌の付録だから数百円しかかかっていない」(ヒカリ)

「うちは、両親の稼ぎが少なすぎて、祖父母から支援を受けている。おばあちゃんが用意してくれた一軒家に住んでいるけど、家だけ見たらたたかれると思う。でも、いちいち説明するのは面倒だし」(アオイ)

「生活のすべては見えないし、こっちも言わないしね。むしろ、いちいち説明をしてたら『貧困アピール』って引かれちゃう(笑)」(ユウタ)



スマホ=ぜいたく品?
 ぜいたく品の象徴とされやすいもののひとつが、スマホ(携帯電話)です。

 5人は、全員持っています。「むしろインフラとして必須」とユウタさん。数件のバイトをかけもちしているユウタさんにとって、職場との連絡手段としてスマホは欠かせません。

 ひとり親家庭の場合、家に子どもだけでいることも多いので、緊急連絡用としても必要です。他の取材で、「母親が働きづめで、ゆっくり話す時間がないから、LINEでの会話を大事にしている」という声も聞きました。

 実は、「経済的に苦しい世帯の方が、子どもの携帯電話の所持率が高い」というデータもあります。

 昨年度、滋賀県彦根市が市内の小学5年生と中学2年生の生活実態を調べたところ、「子ども用の携帯電話・スマートフォンを持っていない」とこたえたのは、経済的に苦しい世帯の子どもが33.8%。他の世帯の子どもは47.2%。つまり、苦しい世帯の子の方が、携帯電話を持っている、という結果です。
(この調査での「経済的に苦しい」は、「過去1年間にお金がなくて家族が必要とする食べ物や衣服を買えないことが1回以上あった」と、こたえた世帯です)

 少ない収入をどこに投じるのか、家庭によって様々です。借金をして、無理な出費を続けていることもあります。私は、子どもの貧困を取材していて、「○○を持っている」は「貧困ではない」ことの証拠にならないなと、痛感します。


当事者も「私は貧困ではない」
 世間的な「理想の貧困」のイメージは、当事者たちをも縛ります。

 ミユさんは「ずっと、自分が貧困当事者だと思っていなかった」そうです。

 それは、飢えて草を食べるといった「理想の貧困」状態ではなかったから。

 「貧困ってアフリカの話だと思っていました」

 小学生のころ、父親が働かなくなり、離婚。貯金もなく、母親の月20万円ほどの収入だけで、弟と3人が暮らしてきました。草を食べたことはないですが、「8本入り100円のスティックパンが朝食と昼食」だったそうです。ふとのぞいた母の携帯電話のメールには、「お金を貸してほしい」と書かれていました。

 高校3年の時、偶然、子どもの貧困問題に取り組む団体のイベントに参加し、貧困当事者の話を聞いたとき、「自分にもあてはまることが多い」と気付きました。

 ミユさんは戸惑いを打ち明けてくれました。

 「ショックでしたよ。自分の中で貧困=極端っていうイメージが強かったから、『私も、それなの?』って。自分が貧困当事者だって、知らなかった方が良かったと思う時もあります。今でも、私が当事者として語っていいのかなって、思います」


家にゲームがある「本当の理由」
 実は、ヒカリさんとアオイさんも、同じことを言っていました。

 ヒカリさんの言葉です。

 「飢えてティッシュを食べたことはないし、生活保護を受けていたわけでもないのに貧困を語っているって知られたら、引かれるだろうなって思う。『高校生の頃、学費をバイトで稼ぎました』っていう、いかにも可哀想なストーリーを人に話す時、心の中で『でもお前、ゲーマーじゃねーか』って自己ツッコミを入れてしまう」

 ヒカリさんの父は、夜は仕事でいないことが多く、姉とふたりで家にいることが多かったそうです。「たぶん父は、自分が相手をできない代わりに、私にゲームを与えていたんだと思います。でも家にゲームがあるって、たたかれるでしょうね」


メディアに出ることを控えた団体も
 子どもの貧困を支援する団体に取材をすると、「自分が貧困当事者だとは思っていなかったという子は、かなり多い」と聞きます。「自分は支援されるべき対象ではない」と、当事者たちも思い込んでいるということでしょうか。

 そんななか、当事者たちのリアルな声は、子どもの貧困問題を知ってもらい、解決に導くために欠かせないものです。しかし、昨年の一連の「貧困たたき」以降、高校生や大学生ら、貧困の当事者がメディアに出ることを控えた団体もあります。

 この記事もまた、5人の安全を考え、顔と名前を伏せました。

 「理想の貧困」状態にある人しか、貧困を語れない。語ったら批判される、という空気の中で、「困っている」「助けて」という言葉をのみ込む当事者たちがいるとしたら、「理想」は、とても罪深い存在ではないでしょうか。

 そして、「極端な貧困」か「極端ではない貧困」か、偏った光の当て方をしたり、さらには対立したりすることは、どちらの子どもも傷つけてしまう気がしてなりません。
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理想の貧困って何だ?

子どもの貧困を解決するべく、支援に携わる人は、たくさんいます。とても貴重な活動ですが、一部、よかれと思った言動が、当事者の子どもたちを傷つけていることがあるようです。「かわいそうな子を助けたい」という善意に潜む落とし穴を、当事者たちに聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)


【画像】「バレたくないから」服装に気をつかう、バイトのためスマホは必須 リアル貧困家庭の子どもたち

スマホをもつ子は「うわずみ」?
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。
 
 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

 世間にある「典型的な貧困像」と自分たちとのズレについて、語ってもらったところ、支援する人たちのことが、話題になりました。

「私が参加する貧困当事者向けの無料学習塾で、勉強を教えるボランティア講師の人が『この子たちは貧困って言っても”うわずみ”だよ。スマホを持ってるから』って言ってて、びっくりした」(ヒカリ)

「いやいや! むしろインフラだから必須だって!」(ユウタ)

「あと、ボランティア講師は全員男性なんだけど、この間、『女子大生が参加する塾だから、これだけ講師が集まったんだよ。男子学生なら来なかった』って言われた」(ヒカリ)

「えー!!!」(全員)

「言った人だけじゃなくて、みんな『そうそう』って感じで……。『これが男なら、”いいね。頑張れ”って言うだけだよ』って。」(ヒカリ)

「まじキモい」(メイ)

「女の子の方が『ひとりでできないんでしょ? 助けてあげるよ』ってなるのかな」(ヒカリ)

 もちろんこれは、一部の体験談です。5人の周りにいる支援者の多くは、そんなことはありません。


貧困の子=暗い?
 また、単純に「貧困がどういうものか、知らないだけ」という例もあります。

「私が行ってる同じような学習支援では、ボランティアで来た学生が『貧困の子って意外と明るいんですね』って言ってた」(メイ)

「えええ……」(全員)

「貧困家庭の子は暗いものだっていうイメージにもびっくりしたし、『貧困の子』ってひとくくりにしてることもびっくりした」(メイ)

「貧困だからこそ、明るいっていう子も多いと思うよ」(ヒカリ)

 ヒカリさんは父子家庭で、姉と3人家族。

 母が家を出て、祖母が亡くなった小学校高学年あたりから、外で急に元気になったと振り返ります。

 「意識的にカラ元気に振る舞っていました。そうしていないと、心が崩れるから。笑っていないと、泣いちゃうから」

 その頃、「理想の自分像」を紙に書き出していたそうです。家に帰れば、つらいことが多い。「理想的な姿になって、せめて自分のことは好きになってあげようと思ったんだと思います」。そして、理想の姿として書いたのも「ずっと笑顔の人」でした。

 「面白くなくても、ニコニコしていました。口角さえ上げれば、笑った感じになるので。そうしたら中3の時、友だちが真面目な話をしているのに、悲しい顔ができなくなったんです。どうしても笑ってしまう。痛ましい顔ができない。人の前で『真顔』ができなくなっていました。そこから、少しずつ修正しました」

 ヒカリさんは、同じ貧困当事者で、笑顔で泣く人に会ったことがあるそうです。過去のつらかったことを話しているのに、無意識に笑ってしまっている。

 「私と同じだと思いました。つらい環境にあるからこそ明るくしているっていう子は、少なくないんじゃないでしょうか」


「かわいそうな子」がつらい
 暗い顔をしているはず。スマホを持っていないはず。

 こうした思い込みは、「衣食住にも事欠き、常におなかをすかせている」といった、極端な貧困のイメージが世間的に強いという影響もあるでしょう。

 子どもの貧困を支援するある団体のスタッフは、こう話します。

 「極端な事例を出すと支援が集まりやすいという事実はあります。もちろん、大事な支援ですが、支援団体としては極端ではない貧困も理解してほしい。どの団体も、お金を集めるのに苦労していると思います」

「以前、子どもの貧困問題を考えるイベントに行った時、食事支援をしている団体の女性が登壇して、『この、かわいそうな子たちを助けたい!』って訴えていて、びっくりした。会場の照明もちょっと暗くなって、しんみりした音楽がかかって」(メイ)

「えええ……」(全員)

「この女性と、この女性を『よし』としているその場の人たちに『まじか!』って思っちゃって」(メイ)

 他の4人も、ドン引きです。


「上から与えてやるものっていう感じがして」
「まじか!」という気持ちを、もう少しメイさんに説明してもらいました。

「『かわいそう』って、上から与えてやるものっていう感じがして。根底で『私はかわいそうじゃない。お前とは違う生きものだ』っていう一線を引かれているというか。お金がないことや、食べ物が十分にないことの背景には、それぞれの子のいろんな人生があって、精神的なつらさとか、難しさとかも抱えている。そういう個別の事情を見ずに、『かわいそうな子』とだけ切り取ってまとめているようで」

 アオイさんも、こう言います。

 「『かわいそう』というのは、ひとごとで、上から目線。例えば子ども食堂とかで、子どもたちがそういう目で見られると、傷つくと思う」

 ヒカリさんは、不満をこぼします。

 「飢えて草を食べるといった極端な貧困像だけが広がって、『そんなにかわいそうな子たちがいるんだね』って支援をするとしたら、気持ちが悪い。『かわいそう』が行き過ぎることで、飢えるほど極端ではないけれど生活が苦しいというグレーゾーンの子が救われない」

 「子どもの貧困」という言葉は広く知られるようになりましたが、生活レベルや家庭環境、子どもが抱える悩みは様々です。

 再び強調しますが、多くの支援者は、誠実に子どもたちに寄り添っています。ただ、中には、自分が望む、ある種「理想的な貧困状態」の子を助けてあげたい、といった思いをもつ人も、いるようです。

 支援の手は、まだまだ足りません。ある支援団体のスタッフは「はじめは興味本位で参加してもらって構わない。子どもたちを見て、何が問題の本質なのかを理解してもらえれば」と、話します。


どうにかしてくれるとか、期待していない
 一方、ユウタさんは、少し冷めています。

 「精神面の支援で『かわいそう』という態度をとるのはダメだけど、お金とかモノの支援の場合、もらえるなら別にいい。知らない人から何か言われても、なんとも思わない。気持ちがなくても、(金、モノという)行動さえあればいい。要らないモノをもらっても換金すればいいし。『気持ちだけ』は一銭にもならない」

 ユウタさんは、母子家庭で、弟と3人家族。

 地方出身で、いまは東京都内で1人暮らしをしながら大学に通っています。生活費は、母の名義で借りた銀行のローン(月5万円)と、3〜4種類のバイトを掛け持ちして稼ぐ月15万円で、なんとか回しています。

 「もらえるなら、気持ちはどうでもいい」という発言を聞き、「助けてほしいとか、分かってほしいとか、他人には期待しないということ?」と、聞いてみました。

 「あ、そうですね。助けてくれなくていいから、ムカつくやつを殴りたいです」

 その「ムカつくやつ」って誰? 人? 社会?

 「僕がこういう状況になっている、諸悪の根源に。それが社会なのか、わからないですが」

 殴るだけでいいの?

 「どうにかしてくれるとか、期待してないですから。他人に対して期待していないから、少なくとも自分が愉快になれる行動がしたいなあ、っていう感じです。なので、殴れば気が済みます」

 期待しない。そう決めていると言うユウタさんですが、「ただし」と、付け加えました。

 「仲が良い人は除きます。仲が良い人は、ちゃんと『心』がほしい。分かってほしいし、わかってもらえるとうれしい」
貧困クライシス 国民総「最底辺」社会 (毎日新聞出版) -
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せどりは今

本の街として知られる東京・神保町で10月27日〜11月5日にかけて開催されている「神田古本まつり」。今年で58回目を迎える本好きのお祭りだ。中でも盛り上がるのは、3〜5日に行われる「神保町ブックフェスティバル」。古書店のみならず、大手から中小までさまざまな出版社が割安で本を販売する。本好きは“掘り出し物”や“お宝”を求めて神保町に集う。


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 しかし、光が集まるところには闇も生まれる。毎年版元が頭を抱えているのが「せどり」の存在だ。


 せどり(背取り)とは、希少本を古本屋で転売目的で購入する人々のことだ。せどり自体は以前から存在していたが、近年、目に余るようになっているのだという。ブックフェスティバルに参加する、人文系中堅出版社のAさんは「まるでカブトムシのようです」と語る。


 「毎年、ブックフェスティバルの初日になると、せどり屋が出てきます。岩波書店や三省堂のような堅い出版社や、うちみたいな小さいけど専門書を出してる人文系の版元にとっては、悩みの種になっているのではないでしょうか。会議でも話題になって、上司は『せどり死ね……』とつぶやいていました」(Aさん)


 かつてのせどりというと、豊富な本の知識から割安な希少本を見抜く――という専門的、職人的な目利きのイメージもあった。だが現代のせどりには知識はいらず、彼らの武器は「IT」。何も知らなくても、片手にスマートフォン1つがあれば十分なのだ。


 検索すれば、せどり専用のスマートフォンアプリがいくつも出てくる。このアプリをスマホにインストールして、本の裏表紙に印刷された、書籍コードを表すバーコードをカメラで読み取るだけ。するとヤフオク!やAmazonマーケットプレイスなどでの中古価格相場を自動的に調べ、粗利の計算までしてくれる──という“便利”なアプリだ。


 こうした気軽さもあり、せどりがサラリーマンの副業などとしても広まっている。集団でせどりを行うグループもあり、古本を売っているその場で電話をして、購入するかどうかの相談を始めることもあるのだという。


 「そう広くはないブックフェスティバルの売り場にせどりが現われると、1冊ずつバーコードをアプリで読み取りながらプレミア品を探すので、占領されてしまって邪魔。ただ、犯罪というわけではないので注意しにくいですし、せどりも購入者ではあるので売り上げは出る。でもやっぱり『読みたい人に買ってほしい』という思いがあるので、心境的に複雑なんです」(Aさん)


 アプリで読み込ませないためにバーコードにシールを貼るという“対抗手段”もあるが、本の数が多い版元にとってはあまり現実的ではない。また、バーコードを読み込まなくても本の情報が分かるようなアプリも開発されており、「技術のいたちごっこ」の状態だ。


 「せどりについては、困っているという気持ち以上に、無念という思いがあります。ブックフェスティバルで定価よりも安価で売る本は、重版予定がない本や、いわば在庫処分の本であったりすることもあるので、売れること自体は短期的には利益になる。せどりに買われる本は、定価よりも中古市場で高く取引されている本なわけですから、本来なら版元が刷りなおして手に入れやすい価格で売ればいい。でも、会社の体力や読者ニーズの問題でできない。せどりがのさばるのは、自分たち版元のせいでもあるんですよね……」(Aさん)


●せどりに詳しい人に話を聞いてみた


 せどりに詳しいライターのBさんにも話を聞いてみた。せどりの“鉄板本”を「女子大の『赤本』(入試問題集)です。女子高生が使っていたから高値で売れるんです。ちょっと気持ち悪いですね」と教えてくれるBさん。


 いつからせどりが増えたのか。


 「スマートフォン向けのせどりアプリが増えてからですね。09年ごろから増え始め、11年ごろには完全に定着しました。テック系の雑誌やYouTuberによってせどりノウハウが広まって、現在の状態になっています。うまい人は月に60万円くらいの稼ぎになっている。最近では、脱サラビジネスの情報商材などから始める人もいるようですが、ほとんどはどこかから切り貼りした中身のないもの。直接の現場で動いて、なおかつ稼いでいる人たちの情報はまだまだ世に出回ってないと感じます」(Bさん)


 09〜12年ごろのせどりの“主戦場”は、ブックオフなどの大型古書店だった。ブックオフの棚の本のバーコードを片っ端から読み込んでいくような人を、読者の皆さんも見たことがあるのではないだろうか。しかしブックオフは13年ごろから「せどり禁止」を掲げ、対策を講じた結果、ブックオフで活動する人は目に見えて減ったという。


 ブックオフが行ったのは、巡回や呼びかけに加えて、先ほどもAさんが語っていた「バーコード対策」。バーコードの上に自社管理コードを貼り、スマホアプリやバーコードリーダーの利用ができないようにした。Bさんは「やはりそうしたツールが使えないと不便なので、有効なせどり対策になる」と語る。


 「中には、スマートウォッチとキーホルダー型の読み取り機を連携するなど、スマホを使わずにせどりをする人も現れました。ただし、最近ブックオフではうまみがなくなったという話を聞きますね。ブックオフとヤフオク!が連携を始めた影響で、ブックオフがヤフオク!の相場を当てにして値付けをするようになったために、以前のような『超希少本なのに100円』というような値付けは見なくなりました」(Bさん)


 同様のケースは、ヤフオク!以外にも起こっている。Webを使えばどの店でも中古市場を参考にできるようになったために、中古市場の価格がそろってきている傾向があるという。そのため、「以前ほど大きな額をせどりできなくなっているのが現状」のようだ。


 せどりを減らすためには、「バーコードを隠す」といったテクニック的な対処はもちろんのこと、古本市やブックオフのような場所と、Web上の中古市場の価格差がなくなる「根本的な解決」が必要なのかもしれない。心苦しいが、出版社の無念の日々はしばらく続きそうだ。
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早く人並みになりたい!

「夢に向かって頑張る君を、応援するよ」。この言葉が、貧困状態にある子どもにとってつらいことがあること、ご存じですか。過酷な環境で生きる子どもにとって、気力を維持することは、とても難しく、「夢をもつ」こと自体が難しい子もいます。一方で、「頑張れない子は支援に値しない」「頑張れない子は自己責任」という批判は強くあります。当事者たちに、話を聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)


【画像】「スマホも持っている」「見た目はむしろ気をつかう」これがリアル貧困家庭で育った若者たち

「頑張らないことが、許されない」
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。

 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

「『頑張らない』ことが許されないのが、つらかったな……」(ミユ)

「わかる。私は家が悲惨だったから、学校に行くだけで精いっぱいで、勉強する力が残ってなかった。うちは私以外の家族3人(両親、姉)が宗教にはまってしまって。自分の中の、きついとか、悲しいといかいう感情を消して生きていた。友だちにもそんな悩み話せないし、家事も全部自分でしないといけないし、学校に行ったら『もう電池ない』って感じ」(メイ)

 貧困という環境は、子どもたちにとって、自力でなんとかできるレベルを超えた、大きな壁です。さらに、貧困だけでなく、虐待や家族間の問題が重なることも、少なくありません。

 そうした「頑張ってもどうしようもない壁」を幼い頃から突きつけられてきた子どもが、気力を保ち続けるのは、普通に暮らしている人間が想像するより、はるかに難しいことです。勉強以前に、うつ病などの心の不調が出たり、何にも興味をもてなくなったり、言動が荒れてしまったりする子もいます。

 今回集まってくれた5人は、奨学金を借りながら進学し、バイトで家計を支え、実は頑張っている人たちです。メイさんも、「電池がない」ながらも、「大学に行って、社会の『まともな方』に入りたい」という一心で勉強を続け、無事に東京都内の大学に入学を果たしました。誰にでもできる努力ではないでしょう。


「支援される資格がない」
 経済的に苦しい家庭の子ども向けの奨学金といった支援は、いろいろとあります。

 一定の成績以上といった条件を付けたり、「将来の夢」といった作文を書かせたりするものが、一般的です。

 ここで、つまずいてしまう当事者もいます。

「やっぱり、夢がないと支援される資格がないのかな、と思う。夢がないと、支援する人も『これがやりたいんだね、そのためにはこう支援するよ』ってならないし。奨学金っていろいろあるけど、基本的に『夢のために頑張っている人』向け。適当に書こうと思えば書けるのかもしれないけど……」(アオイ)

「奨学金の申請の時、『将来の夢』って作文で書いたなあ(笑) でも確かに、お金を出す方からしたら、『夢はないけど、金ください』って言われて、出さないよね」(ユウタ)

「お金を支援してくれる人だって、そんなに余裕があるわけじゃないし。寄付って投資だもんね。東大行きたいとか、文科省に入りたいという人を応援するのは、『リターン』がわかりやすい」(ヒカリ)

「メディアも、頑張る子しか取り上げないし」(アオイ)

アオイさんは、高校を中退後、通信制高校に入りました。

「やりたいことが、本当になかった。『あれになりたい』『ああいう姿になりたい』という意欲が、そもそもなかったです」

 通信制を卒業する1〜2カ月前に大学を受けようと決めましたが、そのまま進路未定で卒業し、フリーターになってもおかしくなかったと振り返ります。

 なんとか大学に入ることができましたが、先日、あるメディアの取材を受け、この経緯を話したところ、掲載された記事は、「進学を目指して頑張って勉強をしていたら、祖父母の支援が受けられた」という、全く違うストーリーだったそうです。「そんなに頑張ったわけじゃない……」。アオイさんは、居心地悪そうに、そう言います。

「意欲が出せないのは、努力して達成できた経験がないから。褒められたことがないから。その積み重ねで、だんだんやる気がなくなっていくのかなと思う。努力しないことを自己責任と言う人もいるけど、努力できる環境になかった子もいる」(アオイ)


「頑張れない自分が悪い」
 頑張れない子どもたちは、他人から「自己責任」と批判される前に、自分で自分を「ダメな人間なんだ」と責めています。

 ヒカリさんは高校時代、学費を稼ぐためにバイトをしていました。クラスで上の方だった成績がみるみる落ち、下から3番目に。焦る気持ちを抑え、「3年生の1年間で挽回(ばんかい)しよう」と決めていたそうです。

 しかし、いざ3年生になって、勉強をしようと机に向かっても、文字が読めない。頭に入ってこない。時間だけが過ぎていきます。
 完全な「うつ状態」でしたが、当時は全く気付きません。

 「集中力がない自分が悪い。勉強できていないことを人に知られたら怠慢と言われる」と、ひた隠しにし、自分を責め続けていたそうです。塾や予備校には通えず、ひとりで勉強をしていたので、誰かが「うつ病じゃないの?」と気付いてくれることもありませんでした。

 「頑張れない」には、いろんな理由があります。

 必ずしも、甘えとは限りません。すでに十分頑張っている人の「これ以上は、頑張れない」かもしれません。

 「貧困家庭の子ども」といっても、性格や環境はひとりひとり違います。悩みも違います。頑張れる分野、程度も違います。また、今回集まってくれた5人は、「頑張らないけど、お金をください」と言っているわけでもありません。「頑張れる力」を育てる支援や、進学といったわかりやすい分野以外を支援する形も、あるのではないでしょうか。

「『貧困の連鎖を断ち切るには、教育だ!努力だ!』という人がいれば、そうじゃない人もいる。私は、『努力だ』っていうタイプではないかな。いい大学に入るとか、いっぱい稼ぐことへの憧れはない。人並みになりたい。『貧困から抜け出すために、人並み以上に頑張れ』と言われるのは、ちょっと、つらいです」(アオイ)
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月17万の貧困

「飢えて倒れるほどではないけれど、貧困状態」という子どもの暮らしって、想像できますか? 子どもの貧困問題は、極端に貧困な子どもに注目が集まりがちですが、生活保護を受けてはいないけれど、生活が苦しいという家庭も少なくありません。そういう家庭の家計簿をつけてみることで、どんな暮らしなのかを理解するワークショップを考えた人がいます。聞いてみました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)


「なんとかする」子どもの貧困 (角川新書) -
「なんとかする」子どもの貧困 (角川新書) - 「スマホも持っている」「見た目はむしろ気をつかう」これがリアル貧困家庭で育った若者たち

両親と子ども1人、月収17万円
 こどもソーシャルワークセンター(大津市)の代表で社会福祉士の幸重忠孝さんです。

 家計簿体験は、37歳の両親、中学1年の子どもの3人家族、収入は月17万円という設定で行います。もちろん家庭によっていろんな違いがありますが、「極端ではない貧困」のひとつの事例です。

 参加者は、17万円から住居費や食費、教育費などを割り振っていき、「極端ではない貧困」の暮らしを追体験します。

 やはり、貧困を極端なイメージでとらえている人は多いのでしょうか。

 「多いですね。ご飯をろくに食べていない、服がボロ、家もボロといったイメージ。学校の先生も貧困に気付いていないことがあります」と、幸重さん。

 そのイメージをくつがえすのは、なかなか大変です。


貧困家庭は何ができて、何ができないのか
 幸重さんは、「エピソードだけで貧困を知ってもらうことの限界」と指摘します。

 たとえば、貧困問題を知ってもらうために、次のような話をするとします。

<ある子と一緒にお風呂に行ったら、うまく髪を洗えない。髪をぬらさずに、シャンプー液をペタっとつけてしまう。なぜなら、その子は親子で風呂に入る経験がなかったから、親に教えてもらっていない>

 「社会の多くの人にとって当たり前のことができない」ということを示す端的なエピソードですが、だからといって、この家庭が衣食住に事欠き、子どもが毎日飢えているとは限りません。服が破れているとは、限りません。

 でも、このエピソードだけを聞くと、「きっと食事も満足にとれず、悲惨な暮らしをしているんだろう」と想像してしまう人もいます。

 「映像資料は特に、ドラマチックに、悲惨に描きがちですよね。『もうそれは生活保護じゃないの?』という暮らしをしている印象になってしまう。暮らしの90%は地味なのに、10%の端的なエピソードを出すことで、100%ひどい暮らしなんだと思われてしまう」

 そこで2014年から続けているのが、家計簿体験だそうです。

 これなら、実際の貧困家庭は何ができて、何ができないのか、誤解が減ります。


貧困の定義って?
 ちなみに、食べるものにも困り、命の危険がある状態は、「絶対的貧困」と呼ばれます。生活保護などの公的制度が適用されます。

 一方、「日本の子どもの貧困率は13.9%」という時の貧困は、「相対的貧困」です。

 少し難しい言葉ですが、相対的貧困とは、つまりは、「日本で平均的な暮らしの半分以下の収入しかない」ということです。

 「平均的な暮らし」は、国民全体がどれくらいの収入を得ているのかによって変わってきます。

 「みんなが貧しい」という状況だと、「平均的な暮らしの半分」が、ほぼほぼ絶対的貧困になるということがありえますが、今の日本は豊かな人もいますので、「平均的な暮らしの半分」の人たちは、全員が飢えているわけではありません。

 たとえば収入は、さきほどの設定の3人世帯の場合、年間の可処分所得は210万円程です。

 月に直すと、だいたい17万円。

 まさに、幸重さんの家計簿体験は、17万円という設定です。



まずは月34万円で
 参加者はグループに分かれ、まず、「平均的な暮らし」、つまり17万円の2倍の34万円で家計簿をつけます。

 「34万円の使い道を考えるのは、盛り上がりますよ。『車は2台だから交通費はもっといるんじゃない?』『いやいや、2台もいらないよ!』とか『飲み会があるからお小遣いはもっと必要』『外食多すぎ!』とか。おじさん、おばさん、学生で立場が違うので、いろんな意見が出ます」

 「あと、意外と、自分の生活費をきちんと把握していない人が多いです。家計をパートナーに任せきりで小遣い制という男性は、自宅の光熱水費とか知りませんから。『34万円だと足りない』っていう人も。学生もまだ生活費に何がどれくらいいるのか、わかりませんしね」

 話し合った結果は、グループごとに発表します。どこにどれくらいのお金を使うのか、チームごとの価値観が反映され、違いが出ます。


月17万円の暮らしを体験
 そして、次に17万円のワークに移ります。

 「それまでワイワイ議論していたのが、みんな頭を抱え始めます。それぞれの費目に最低限必要な金額を置いていったら、もう残らない。金額の置き方も、各グループとも差がありません。そこで『貧困というのは、選択肢がない生活なんですよ』と説明します」

 「これ以上収入が少なければ、生活ができませんから、生活保護になる。17万円って、公的支援はほとんどありません。たった1〜2万円の支援でも当事者には大きいと、分かりますよね」

 「だいたい、削れる費目って、住居費、食費、教育費、交際費しかないんです。だから、子どもの貧困支援で、子ども食堂とか、進学支援とか、この費目にあたる部分の支援が必要ですよねと説明すると、説得力をもって聞いてもらえます」

 このワークショップをやった後、人々の貧困に対する認識は、どう変わるのでしょうか。

 「貧困の何が課題なのか、具体的にわかったと言われますね」



「貧困たたき」をするのは誰か
 極端な貧困のイメージが広がったことで、「○○を持っているのは貧困ではない」と、「貧困たたき」が起きています。幸重さんは、どういう人がたたいているんだと思いますか?

 「批判する人は、自分も苦しい暮らしをしている人が多いですよ。自分も貧困なのだと認めたくないというのもあるでしょう。『うちだって苦しいけど、頑張った。支援をすることで子どもが甘える。我慢をするべきだ』と言われます」

 家計簿体験にある「娯楽・交際費」は、特に他人から「ぜいたくだ」と言われやすい費目です。

 「子どもにスマホなんて必要ない。ガラケーでいいと言う人がいますね。リアルが充実している子は、確かにスマホは要らないかもしれない。でもお金がないから部活ができず、親は夜遅くまで働き、友だちも少ない状態で、スマホは神のツールですよ。遊べるし、つながれるし」

 滋賀県彦根市が昨年度、小学5年生と中学2年生の持ち物を調べたところ、スマホ・携帯電話・ゲーム機の所持率は、経済的に苦しい家庭の子の方高いという結果が出ました。


メディアの責任
 極端な貧困のイメージだけが広まってしまった原因のひとつは、メディアの報道にあります。

 メディアは、子どもの貧困を報じる際、子どもたちを支援する団体に対して、「貧困家庭の子どもを紹介してほしい」と依頼をすることが少なくありません。その際、メディアは「こういう人を紹介してください」と、指定します。幸重さんのもとにも、多くのメディアから取材依頼が届くそうです。

 「今までで一番びっくりした依頼は、『冷蔵庫の中を見せてくれる家を紹介してください』でしたね。信頼できない人や、根本的にこの問題を勉強していないと感じる人は、断ります」

 「同じ貧困家庭の子でも、けなげに頑張る子は応援してもらえるけど、ヤンチャな子はメディアに取り上げてもらえないですよね。貧困に限らず、『子ども観』の問題なんだと思います」

 「例えば不登校でも、リストカットするような子が学校に来たら大人は『よく来たね!』って喜ぶけど、ゲーセンばっかり行ってるヤンチャな子が私服で学校に来たら『帰れ!』って言うんですよ」

大人たちの「子ども観」
 手を差し伸べる大人にとって、ある種「理想的」な子は助けたいけれど、そうではない子は否定する。大人たちの好みが、メディアが好む素材に反映されているのかもしれません。
 
 「メディアを全否定する気はありません。メディアにもいろんな人がいます。演出の度が過ぎることがある、というのが問題です。メディアには、やはり当事者の声を報じてもらいたい。説得力がありますから。ただ、『うまく語れる子』にメディアの注目が偏っている」
 
 自分の置かれた環境や、心の中の思いを、するすると話せる子は、取材側にとって、ラクです。そういう子は、何度もメディアの取材を受ける、ということがあります。ただ、やはり、こうしたコミュニケーション力がある子は、そう多くありません。

 「たどたどしく語る子、うまく語れない子も取り上げてほしい。メディアは本質を伝えることが大事です。貧困をただの美談で終わらせず、何が本質なのかを考えて、書いてほしいです」
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2017年08月26日

ひょっとして差し押さえ?

本日社会保険から延滞金の領主書が大量に来た。
元金は払ったが延滞は払ってないのだが?
本日は確認取れないので月曜確認してから結果書きます。
もし社会保険の差し押さえだとしたら鬼畜すぎる。
鬼、悪魔だ!
赤紙が来る! 自治体が進める国保・国民年金滞納者への「差し押さえ」作戦【電子書籍】[ 朝日新聞 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
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posted by 志村三男 at 16:15| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年夏コミケ92参加決定

場所は日曜日東ア53bです。
おそらく父が亡くなった後始末記になると思う。
コミックマーケット 92 カタログ -
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posted by 志村三男 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

安倍総理「お金がないから大学に行けない? 国立行けば授業料安いぞ? 奨学金借りてバイトすれば行けるぞ?」←ハア?

安倍総理「お金がないから大学に行けない? 国立行けば授業料安いぞ? 奨学金借りてバイトすれば行けるぞ?」←ハア?
http://kanesoku.com/archives/9424566.html
そう簡単に言いますがね・・・・・・・。
働けません。―「働けません。」6つの“奥の手” -
働けません。―「働けません。」6つの“奥の手” -
posted by 志村三男 at 01:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

共産党系弁護士は有能なのか?

■アンサー1


地域によっては有能な弁護士が居ないとこも多いです。

しかし「相談するとなぜか相手は断ってくる弁護士」(注相者の実例は都合によりカット)ってのが気にかかるところです。
勝てない案件なのに値切ってくるとかじゃないですか?

基本的に優秀な弁護士は安く雇えませんし、成功報酬のみで動きません。

勝訴の確率が高い案件で、普通より報酬の割合を高くしたら成功報酬の
可能性も出てきます。

優秀な弁護士を使いたいなら言えるのは「優秀な事務所と顧問契約
して逃げられないようにする」くらいでしょうか。

まずは下記などがわからないと具体的なアドバイスも厳しいです。
・どこの裁判所で裁判するのか
・具体的な相談内容
・民事なのか刑事なのか

ちなみにアンサーの私は刑事しかありえないので、顧問にはアトム法律事務所使っ
ています。刑事では無敵の集団。東京、大阪、福岡にありますよ。

税理士の料金を安くしたい方はコチラ


アンサー2

同じく内容がわからないので何とも言えないのですが・・・。

共産党系のいわゆる「アカ弁」は自己破産など簡単な案件なら、着手金
なし、成功報酬のみとかでやってくれます。

しかし優秀な弁護士がいるかどうかは何とも・・・。

アンサー2の私は民事(境界線問題)で依頼した事がありますが、仕事はしてくれました
(もちろん当たり外れはあるはず)。ただ民事として訴える相手が共産
党系(民商や診療所とか)だとか共産党弁護士をつけてくると、やたら
示談をすすめてきたり、及び腰になったりするようです。

共産党系の弁護士は自由法曹団に加入してるので容易に探せます。

自由法曹団の法律事務所
http://www.jlaf.jp/link/link.html

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2016年12月31日

2016年冬コミ参加土曜日東2ホールP12b

 どうも冬コミ受かりました。
土曜日東2ホールP12b
さて何やろう?
近況かな?
今のところ考慮中。
ネタ含め日記頻度増えるかも?
コミックマーケット 91 カタログ -
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posted by 志村三男 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする