2018年08月31日

2018年夏コミ参加決定

日曜日東フ10b
VATにて参加。
今回のテーマは根抵当に関して。
コミックマーケット 94 カタログ
コミックマーケット 94 カタログコミックマーケット 94 DVD-ROM カタログ
コミックマーケット 94 DVD-ROM カタログ
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2018年07月15日

電気ガス8月より値上げ

電力大手10社は28日、8月の電気料金をそれぞれ前月より引き上げると発表した。火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇を反映したもので、全社が値上げするのは2カ月ぶり。

 上げ幅が最も大きいのは東京電力エナジーパートナー(東京)で、標準家庭の月額料金は前月比37円高の7015円となる。上げ幅は、中部電力が34円高、東北電力と中国電力が各26円高と続く。

 東京ガスや大阪ガスなど都市ガス大手4社も、LNG価格の上昇を踏まえ、標準家庭で月18〜27円の値上げを行う。4社が全て値上げとなるのは6カ月連続。  電気料金はなぜ上がるのか (岩波新書)
電気料金はなぜ上がるのか (岩波新書)
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自己破産しない7つの習慣

給料は上がらない。それでも物価は上がっていく。ギリギリの生活を送りながら、家計の破産も「明日は我が身」と感じる人も少なくないはず。「自己破産件数」は13年連続で減少してきたが、ここにきて微増しているという。

 借金に手を染めるきっかけは、生活苦、給料の減少、教育資金、奨学金の返済、浪費・遊興費、投資の失敗など多様。その先には、自己破産、もしくは破産したくてもできず真綿で首を絞められるようなジワジワと続く生き地獄、逆に自己破産ですべてを失ったがリセットして新しい人生を歩みだす人……さまざまな人間模様がある。

◆専門家がチェック!自己破産を回避するための7つの処方箋

 人はなぜ家計破たんに陥ってしまうのか。そこで破産に陥る人の考え方の特徴を、精神科医の春日武彦氏に分析してもらった。

「まず、自己破産に陥る人の特徴は“意地っぱり”。自分でも『これ以上の借金はまずい』とわかっていて、意地や見えさえ捨てることができれば破産を防げるかもしれないのに、これまで貫いてきたポリシーやスタイルを曲げられず、散財を続けてしまうんです。あとは“習慣に固執”するタイプ。人間は自分の習慣を変えることに多大な心理的負担を感じます。浪費やギャンブルにしても『次でやめる』と先送りにしたり、『なんとかなる』と楽観的思考を持ちすぎるからこそ、いつまでも借金という悪癖から逃れられないんです」

 ファイナンシャルプランナーの藤川太氏は、「破産しがちな人」の特徴についてこう指摘する。

「『無料』や『お得』などの言葉に弱く、目先の利益や楽しみを優先しがちな人は破産に陥りがちです。あと、子供の教育費やマイホーム資金など『この支出は譲れない』という“聖域”が多い人も同様です。今の時代は親世代と同じような生活を求めるのは無理なのに、それに憧れて給料に見合わない生活を求めてしまうんです」

 では、どうしたら破産を防ぐことができるのか。春日氏は「習慣を変えること」と提案する。

「悪癖を変えるのには多大なエネルギーが必要です。例えば、飲み屋などで豪遊しがちな人は、最初は『飲みに行かないように夜は早く寝る』など小さな習慣を取り入れ、生活を変化させて、悪癖を取り除きましょう。あとは、ストレス解消法の選択肢を増やすこと。買い物やギャンブルなどに走りやすい自覚がある人は、消費以外の方法で気分転換の方法を見つけるのが得策。また、浪費好きは見えっぱりが多いですが、とにかく見えを捨てること。身の丈に合わせた支出を意識しましょう」

 仮に自分の支出が周囲に合わせられないがために、人間関係が崩れたとしても、それは捨てていい人間関係だと割り切るべきなのだ。

 一方、藤川氏が取り入れるべき処方箋として提案するのは「家計における固定費の見直し」。

「支出が収入を上回っている場合は、子供の教育費や趣味代、交際費など、今の固定費は本当に必要なものかを見極めて一度リセットを。案外、家族に借金を打ち明けていない人もいますが、それは絶対にNGです。借金の情報を共有することで、家族の意識も引き締まるので、浪費も減るはず。また、現時点で借金がない人でも、リストラや家族の病気などで急に収入が途絶えれば、リスクはある。そのため、貯蓄は年収1年分ぐらいあるのが理想的です」

 そして、一番大切なのは、「他人に頼る」ということ。

「自己破産に陥る前に、家族や友人、専門家などに相談しましょう。破産寸前で客観性を失っている状態では、第三者の意見は貴重です。『このままで大丈夫』という根拠のない自信に陥る前に、他人にストップをかけてもらうことで危機を回避できます」(春日氏)

 なお、自己破産など債務整理に対する弁護士相談料は着手金と成功報酬で4万〜5万円程度。高い利息を考えると、借金が50万円以上あるなら相談したほうがほぼ確実に得をする。借金返済に苦しむ人は弁護士に相談すべし。

<自己破産しないための7つの習慣>
・無用な意地や見えは張らない
・消費以外のストレス解消法を持つ
・お金で買った人間関係は捨てていい
・固定費を一度リセットしよう
・借金がある場合は、家族に報告を
・年収1年分を目標に貯蓄しよう
・友達や専門家に支援やアドバイスを仰ぐことを恐れるな

【春日武彦】
精神科医。都立松沢病院精神科部長などを経て、医療法人社団成仁病院院長。『なぜあの人は平気であなたを傷つけるのか』(宝島社)など著書多数

【藤川太氏】
ファイナンシャルプランナー。「家計の見直し相談センター」代表として個人向け相談サービスを展開。著書に『サラリーマンは2度破産する』(朝日新書)など

<取材・文/SPA!破産取材班>
― 生き地獄ルポ 破産したらこうなった ― 多重債務者の裏ワザ復活術
多重債務者の裏ワザ復活術
posted by 志村三男 at 02:18| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いい感じへの老け方

自分の肌やフェイスラインや体力に「老い」を認めざるを得なくなってからは、せめて綺麗な歳の取り方をしたいと願うようになった。生き物としての美のピークは若い頃にあると知りながらも、だからといって「年齢を重ねる=劣化」という悲観的な観念に囚われたくはないと思う。

綺麗に歳を取っている人というのは、いわゆる美魔女とは違う。美魔女は「いかに老いに逆らい続けられるかの闘い」を体現している人たちで、彼女たちは自分の老化を受け入れることが苦手だ。そのためだろうか、彼女たちからは大変綺麗だがどこか生き辛そうな印象を受ける。(みゆくらけん)


「自分の人生を楽しめている人と、ひがみねたみで生きている人の違い」




一方で「この歳なんだからシワなんてあるのが当たり前」みたいな雰囲気を出しながらも、その顔に刻まれたシワがとっても美しい人がいる。眉間のシワやほうれい線は目立たないのに、くっきりとした目尻のシワが優しさや柔らかさを醸し出しているような人。シワはシワでもその刻まれ方は「劣化」ではなく「熟成美」とさえ思う。そういう人に出会う度、こんな風に歳を取りたいなと憧れてしまう。

先日のガールズちゃんねるでも「いい感じに歳を取る人とそうでない人の違い」というトピックが話題になっていた。トピ主の女性は「やはり気の持ちようや食生活で変わってくるのでしょうか?」と尋ねている。

集まったコメントの中で目立っていたのは「リア充かどうかが大切」というもの。つまり、いかに楽しくリラックスした生活を送っているかが重要で、「実生活が満たされているかどうか」という声を筆頭に、


「自分の人生を楽しめている人と、ひがみねたみで生きている人の違い」
「趣味を持ったりいろんな遊びをしてる人は良い歳の取り方してる」
「苦労してる人はやっぱり老ける」

などという声が上がっている。確かに充実した人生を楽しんでいる人は自然に表情も明るくなる。また「自分の年齢をありのまま受け入れている人は楽しそう」という声もあったが、無理をしていない柔らかい雰囲気がハッピーなオーラを感じさせるのかもしれない。


「髪がパサパサだとなんか残念」



「お金に余裕がある人と無い人は全然違う」というコメントもあった。確かに生活にある程度の余裕がなければ美容にも趣味にもお金を回せない。歳を取ると若い時以上に生活苦やストレスは見た目や雰囲気に出ると考えてよいだろう。

その他、「日焼け対策」「美意識を高く持っているか」「急に痩せない・太らない」なという声があった。すべてに説得力を感じるが、特に質・量・艶を含めた髪の問題は重要な気がする。


「髪がパサパサだとなんか残念」
「おばさんの茶髪ってなんで不幸せ感が漂うんだろう」

というコメントもあったが、髪が傷んでいたり貧相だったりすると「潤い」がなく枯渇している印象があるのではないだろうか。枯渇は老いに直結するイメージだ。

ともかく、歳を取ることには誰しも逆らえない。綺麗な老い方を目指すために健康・充実・リラックスを心がけた日々を送っていきたいと思う。
オタクの逝き方
オタクの逝き方
posted by 志村三男 at 02:09| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHKは死後も受信料が発生する? 序章

「亡くなって何年もたつ母宛に、NHKから多額の受信料の督促状が届いた」



【イメージ】死者の受信料を請求するNHK



 そんなNHK受信料に対する嘆きのツイートが、3万回近くリツイートされるなど注目を浴びている。母の家には死後誰も住んでおらず、NHKの電波を受信できる環境にもなかったと説明したにもかかわらず、コールセンター側は「死後の分まで払え」との姿勢を崩さなかったという。



 一人暮らしの親族が亡くなって、NHKの受信契約を解約せずに長期間放置するというのはよくありそうなケースだ。その場合はツイート主のように、解約していない間の受信料を支払うよう督促されるものなのだろうか。前に亡くなったことを証明しても支払う義務は発生するのか。NHK広報部に詳細を取材した。



●「死後の分まで払えの一点張り」に批判の声



 話題のきっかけとなったツイートは次のような文だった。



 「亡くなって何年も経つ母宛にNHKから未払いだと多額の督促状が届いた。家にはもう誰も住んでいないし、屋根には地デジ化前のVHFアンテナしかない。何故今更こんなものが届くのかと電話をすると死後の分まで払えの一点張り。おまけに家族の転居先の情報を全部渡さないと解約手続きが出来ないそう」(原文ママ)



 ツイートは拡散されるとともに、「ひどい」「鬼畜すぎるのでは」「不安になった」とNHKコールセンターの対応に非難や疑問の声が次々と寄せられた。「私の叔父の家も本人が亡くなり一年たった頃に滞納の通知が来ました」「全く同じ経験をしました。NHKは死人からも躊躇なく徴収します」と、同様の督促状を受け取ったという意見も集まった。



 しかしこのようなケースで本当に契約者や親族に受信料は発生するのだろうか。



 日本放送協会放送受信規約によればNHKの受信契約を解約する場合、その理由を含めた届け出をNHKに提出し、受理された日に解約が認められるとある(第9条)。例外として「契約者が非常災害により前項の届け出をすることができなかったものと認めるときは、当該非常災害の発生の日に解約されたものとすることがある」とも記されているが、死去した場合については特に書かれておらず不透明だ。



●死亡と一人暮らしが証明できれば 死亡した月で解約扱いになる



 一人暮らしの契約者が亡くなった場合、解約はどうなるのか――NHK広報部に質問状を送ったところ、基本的には次のように対応を行っていると文書で回答が返ってきた。



・受信契約を解約する場合は、「日本放送協会放送受信規約」に基づき、NHKへの届け出をいただいています。



・一人暮らしの受信契約者が亡くなった場合は、ご家族や親族の方などから届け出で解約の手続きをいたします。



・一人暮らしのご契約者本人がお亡くなりになった場合については、公的な証明書類を提出いただくなどしたうえで、個別のご事情を詳しくお伺いして、適切な対応をとることとしています。



 詳しく電話取材したところ、結論から言えば「契約者の“死亡”と“一人暮らし”が確認できた場合は、亡くなった当月を解約扱いとするので、届け出までの期間の受信料は発生しない」とのこと。



 本来であれば契約者が亡くなった場合、親族や大家さんなどから届け出をもらった時点で解約となるが、やはりさまざまな事情で亡くなってから期間を置いて連絡するケースが発生する。そういうときは死亡証明書などを提出してもらいつつ、契約者が本当に一人暮らしだったのか、同居人がいたのではないのか、個別に状況を確認していくのだという。



 一人暮らしだったか精査するのは、NHKの受信契約は“世帯別”になっているからだ。契約者が亡くなっても家庭に受信機があり、他に誰か住んでいる場合は、契約の主体はその同居人へと変更されるので受信料は請求される。



 もし契約者の死亡と一人暮らしを確認できた場合は、死亡したと証明される日時の当月で解約扱いとなる。届け出までの間の受信料が発生しないだけでなく、例えば契約者が生前に口座からの自動引落で支払っており、亡くなってからも引き落とされてしまっていた分は過払い扱いとして、返金するよう対応しているという。



 広報の回答と話題のツイートに食い違いがあるが、「現場では常に今説明したような対応をしています」と担当者。



 ツイートの「死後の分まで払えの一点張り」といったような対応が実際にコールセンターで行われていたのか調査したが、「残念ながら特定できませんでした。1日何千件と電話が来るので、Twitterにある情報だけだと確認が非常に難しいです」。NHKのマニュアルと現場とで認識に違いが生まれている可能性もあるが、確認しようがないとのことだった。



 いずれにせよ「一人暮らしの契約者が亡くなった場合」は、しっかり証明できれば亡くなった月で解約扱いとなる。高齢化社会、同様のケースは今後も多く発生していきそうなので、不当に支払いすぎてしまわぬよう気をつけたいところだ。
この記事はいつか続きを掲載。
NHKをぶっ壊す! 受信料不払い編―日本放送協会の放送受信料を合法的に支払わないための放送法対策マニュアル
NHKをぶっ壊す! 受信料不払い編―日本放送協会の放送受信料を合法的に支払わないための放送法対策マニュアル
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化粧品ビジネス副業失敗談

女性なら彼氏や夫に対し、隠しごとの1つや2つぐらいはあるものだと思います。ですが、その隠しごとがトンデモない内容だった場合、そしてそれがバレてしまった場合……どんな結末が待つのでしょうか?

 主婦の斉藤 梓(あずさ)さん(仮名・31歳)は、軽い気持ちで始めた仕事から、人には言えない隠し事を抱えるはめになってしまいました。

◆生活の苦しさから、化粧品のネットワークビジネスに
 梓さんが結婚したのは、27歳のとき。子宝に恵まれなかった斉藤さん夫妻は、共働きの生活をしていました。

「夫の収入はお世辞にも良いといえず、子供ができなかったのはある意味ラッキーだったかもしれません。私も初めはパートをして家計の足しにしていましたが、生活は良くならないまま。そんな時、パート先の人に『良い仕事がある』と、声をかけられたんです……」

 その仕事とは、化粧品のネットワークビジネスでした。疑いつつも、軽い気持ちでセミナーに行ったところ、梓さんはどっぷりハマってしまったといいます。

「大した学歴もなくまともな職に就いたことがなかったので、やりがいのある仕事に憧れていたんです。商品を売るために自宅エステサロンを始め、『これで私もサロンオーナーに……』と舞い上がっていました。同級生の中にはサロネーゼと呼ばれる自宅サロン経営の子がたくさんいましたが、私には縁のない世界だと思ってましたね。自宅サロンを経営したことによって、彼女達から連絡が来るようになり、自分もセレブ気分になっていたんです……」

 だが、憧れのサロンオーナーになったものの、売上げはなかなか上がりませんでした。

「初めは皆、買ってくれたのですが、化粧品なので1回買うと使い切るまで時間がかかるんです。私も無料体験コースなどを設け、片っ端から知り合いを勧誘したのですが、なかなか顧客は増えませんでした。

 商品販売にはノルマがあるので徐々に自腹で買いだめるようになり、気が付くとパート勤めの時よりも家計が苦しくなっていました。しかもサロネーゼ達の付き合いには、様々なお金がかかります。今、サロンを辞めてパート勤めに戻ったらそれこそ笑い者だと思うと、ますます辞めることができませんでした」

 ピンチの梓さんを救ったのは、とある求人広告でした。

「『自宅でできる』『高収入』の広告にひかれて登録したのは、出会い系サイトのチャットレディでした。デリヘル嬢のアポを取り付けたり、アダルトチャットに誘導するバイトなのですが、中には写真を送ってという客もいて、対応が遅いとクレームが来ることもあります」

 梓さんは客に文句を言われながらもなんとかアポをとって、ネットワークビジネス商品の自腹分をまかなえるほどにはなりました。

「でも、夜中にもパソコンを触っている私に、夫が怪しむようになってきたんです」

 そして、ついに夫にもバレてしまう時がやってきます。

「身体を売っていたわけではないのでチャットのことはそこまで責められませんでしたが、ネットワークビジネスのノルマのことを知ると激怒され、半強制的に退会させられてしまいました。自宅サロンは閉店し、大量の化粧品だけが残りました。今はそれをフリマアプリで売って、細々とパートをする生活に戻っています。

 結構、派手に勧誘していたため、知り合いも大分離れていきましたし、サロネーゼ仲間の間では色々と噂されたので今では孤立しています。お金が溜まったら、別の町に引っ越すことも考えていますね……」

「オイシイ仕事」には必ず裏があるもの。生活が苦しかった梓さんには、その判断ができなかったといいます。身体を売っていなかったので離婚は免れたそうですが、もしそうだったら……と考えると恐ろしい結果になっていたかもしれません……。

―夫・彼氏に隠している&隠されていたトンデモないこと vol.8―

<文/結城 イラスト/ただりえこ>

【結城(ゆうき)】
恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
コンセプトで勝負!小資金でスタート! 化粧品ビジネスで成功する10の法則 (DO BOOKS)
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2018年06月28日

生活保護を申請した男の告白

生活保護を申請したという男性が、手記を書いてくれました。ハンドルネーム「たぬ吉」さん。33歳。生活保護には、いろんなイメージがあります。不正受給や「働かずに楽をしている」といった悪いイメージをもつ人も、少なくありません。実際に申請する人の事情はそれぞれ多様ではありますが、ひとつの例をご紹介します。(朝日新聞デジタル編集部記者・原田朱美)

 たぬ吉さんは、東京都八王子市在住です。
 生活保護をなぜ申請したのか。どういう気持ちで申請したのか。
 ここから、彼の文章です。

【写真】これがリアル貧困家庭で育った若者たち 服は?カバンは?スマホは?「理想の貧困」について考えた

春のある日
 ひい、ふう、みい。

 財布の中身をベッドの上に並べてみると、そこには折目のついた3枚の千円札と、鈍く光る小銭が数枚あった。銀行にいくらか記憶違いで入ってないだろうかと、祈るような気持ちでATMまで行ってみたけれど、表示された残高はたったの数百円。家に貯金箱なんてものは存在しないので、紛れもなくこれが全財産である。

 とち狂ったように届く電気やらガスやら請求書の山とそれらを交互ににらんでみるが、どうあがいても詰んでいる。八方ふさがりとはまさにこのことだった。

 僕は3年前、某大学病院でADHDという発達障害の診断を受けている。

 この障害は不注意によるミスや忘れ物が多かったり、朝の支度が間に合わず会社に遅刻してしまったり、お金の管理が苦手だったりと、自分の細かい行動をうまく制御できない性質を持っている。

 また、愛着障害と呼ばれる軽度の精神疾患も抱えている。これが原因で、ささいなことに怒ったり傷付いたりしてしまうため、周囲との良好な人間関係を築くことが難しく、トラブルを起こしてしまいがちだ。この疾患はいわゆる「毒親」 による過干渉、あるいは無関心といった極端な養育環境により、自己肯定感が十分に育たないことが要因と言われている。

 2ヶ月前に辞めた職場はひと月と持たなかったし、それ以前に勤めた会社もほとんどが半年以内に辞めてしまっている。無論、そのすべての退職理由が人間関係の悪化によるものだった。

 家は母子家庭で、もともと経済的な余裕はあまりなく、大人になってからもそれは変わらなかった。姉がキャバクラで働いて家計を支える反面、無職の母親が毎日のようにパチンコへ通うというズブズブの共依存で、自分はとうに縁を切ってしまった。
 それゆえ金銭面では一切頼れないのが実情だ。

 背に腹は代えられないと、恥を忍んである友人にかけ合ったところ、彼は穏やかな口調でこう言った。

 「今回俺が金を貸すことで一時的にしのげたとしても、またどこかのタイミングで同じことが起こると思う。俺はその時きっと力になってあげられないし、今よりもっと追い詰められた状況を見聞きするのも辛い。事情を話して、生活保護を受けてみたらどうかな。それは全然恥ずかしいことじゃなくて、国民の権利だからさ」

 正論すぎて、ぐうの音も出なかった。

 僕だって生活保護という選択肢が考えつかなかったわけではない。でもそれは自分の中で死ぬほど恥ずかしいことだと思っていたし、もっと過酷な状況下じゃないと認めてもらえないだろうという先入観もあり、無意識に避けていたのだった。

腹をくくる
 これ以上他人に迷惑をかけることはできないと思った。

 断られたのはショックだったけど、むしろ本質的な提案をしてくれたことに感謝しなくてはいけない。彼は僕の最後のためらいに、優しく背中を押してくれたのだ。
 昨今の不正受給問題や保護費削減など、ネガティブイメージもあり、相談に行くのは大いにはばかられる。
 でも、腹をくくるしかなかった。

 役所に行く前、そもそも生活保護というセーフティネットが一体どういうものなのか、自分なりに調べてみた。金額や条件、必要書類など、大抵のことはネットに書いてあったけれど、一方で「 門前払いや堂々巡りの押し問答は当たり前」「 申請用紙すら出し渋る職員がいる」など真偽が定かではないことも数多くうわさされていた。

 ネット情報を読むと、「初回の相談ではまず通らない」「 血縁関係者に断られたという証明が必要」など、申請者のリテラシーの低さにつけ込んでデタラメを並べる職員もいるとある。役所側の水際作戦も年々巧妙になっているのだろうか。

 他にも「ずるい不正受給者を懲らしめる」という内容のテレビのドキュメンタリー番組を偶然見て、とても衝撃を受けた。僕にはそれが国民の悪感情を誘うためのプロパガンダに見えてしまった。本当に必要で受給している人たちは、とても動揺したことだろう。

 これは一筋縄ではいかないな……。
 そう悟った僕は、近くの図書館で生活保護に関する書籍を手当たり次第読みあさった 。そしてわかった大事なことは、借金の有無は関係ないこと、今の家賃が規定額をオーバーしていても大丈夫なこと、申請する権利は誰にでもあるということだった。

 申請窓口で何を言われても言い返せるように、反論用のメモまで控えた。そして戦々恐々とケンカするつもりで市役所を訪れてみたけれど、実際の対応は極めて真摯かつ常識的なもので拍子抜けしてしまった 。

 「こちらへどうぞ」

 厚めの仕切りで囲まれた半個室へ通されると、 預貯金や手持ちの金額、借金の有無、持病の有無、家族構成、簡単な職歴など、生活保護を申請するに至った経緯までざっと質問された。
  受付をしてくれたケースワーカーの女性は大変感じが良く、就労支援員と呼ばれる初老の男性も同席してくれた。

 ADHDの説明をすると、その男性から「 かかったのはどちらの病院でした?」と聞かれた。病院名と担当医師の名前を伝えると、男性は偶然にもその医師の存在を認知していた。

 「あぁ○○先生ね! よく存じ上げてますよ。 講演なんかにも何回もうかがったことあります、有名な方ですから。この仕事してるとね、ADHDの方もよく相談に来られるんですよ。だからまずは当事者のことを知らなきゃと思って、勉強させてもらってるんですよ。今まで辛かったですねぇ」

 辛かったですね、という共感の言葉に、思わず目頭が熱くなった。

 それから手続きに必要な複数の確認書類へ署名・捺印した。賃貸契約書と銀行残高のわかるものの提出も必須とのことだったので、一度家に取りに帰った。そして「保険証を返却する必要があるため、病院にかかる際は医療券というものを発行します」と説明を受けた。今後身分証が必要になると思うから、マイナンバーカードを作成するように勧められた。有料で販売されているゴミ袋も半年分を現物支給してくれた。

支給を受ける
 背水の陣で臨んだ生活保護費の申請は、結論から言うと、わずか9日ほどであっさり通った。

 「申請が通りましたので、お金を取りに来てください」と電話で告げられ、その翌日に担当のケースワーカーのもとへ出向いた。

 生活支援課の窓口には酔っているのかと疑うほど顔を真っ赤にしたおじさんや 、乱れ髪でブツブツと独り言を呟き続ける妙齢の女性など、失礼ながら「普通」とは思ってもらえないだろう人たちが待機していた。ここへ来ている時点で、他人をどうこう言えた立場ではないのだが、せめて見た目や挙動くらいは「正常な人」に見られたいと願った。

 受け取りの手続きを済ませると、給料袋のような厚手の茶封筒を渡された。中には家賃といくばくかの生活費が入っていて、その場で金額を確認するように指示された。

 あまり大きな声では言えないけれど、不思議と惨めだという感情は薄く、むしろ定型の生活から解放される安堵のほうがそれらを圧倒的に上回っていた。

 「まともな生活」がしたいのに、いつもできなかった。

 睡眠障害や聴覚過敏の影響もあり、普通の人より身体的な負荷やストレスを受けやすく、外で一日過ごすだけで疲労困憊の状態になってしまうのだ。睡眠も浅く不安定なので、時間に起きられず欠勤してしまうこともたびたびあった。

 そして僕が社会に馴染めなかったもう一つの理由は、自分がゲイであるということだ。

 LGBT×ADHDという生きづらさを二重に抱える当事者は「ダブルマイノリティ」と呼ばれていて、少数派の中のさらに少数派という属性になり、一般社会に適応するのは極めて難しいと言われている。

 今回も、いつもなら付き合って5年目になる相方に真っ先に相談するのだけど、ケンカをしていたというのもあり、自分からは絶対に連絡しないと決めていた。何より、

 「俺がいないと生きていけないくせに」

 もう、そんなことを言われるのは嫌だった。

 そうした諸々の事情を考慮して、生活支援課での話し合いでは、今後の就職活動は障害者手帳を取得してから考える方向で決まった。

 当面の間は辛かった朝も無理に起きなくていいし、遅刻やずる休みをして自責の念にかられることもない。毎日吐きそうになりながら満員電車に乗り込んで、「死にたい」という衝動に苛まれることもない。

 普通の生活を送ることが、普通に育ててくれなかった親への復讐なのだと、今まで虚勢を張って生きてきたけれど、どうやら血は争えないらしい。由緒正しいアウトローの僕は、どんなに頑張っても普通になることはできないのだ。

 「 生活保護なんてクズだ」と後ろ指を指されたっていい。
 結婚、正社員、安定収入、穏やかな日常。諦めるものが多すぎた僕に、今さら失うものなど何もない。

 僕は今、社会の最底辺にいる。
 いつか世界と仲直りできるように、欠陥だらけの僕を、今日ここに告白する。
生ポのポエムさん (エンペラーズコミックス)
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posted by 志村三男 at 00:38| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月30日

プロ無職って?

SNSの発展により誰しもが情報発信ができる時代。フォロワーの多さは発信力とも言い換えられ、インフルエンサーと呼ばれる域に達すれば経済を回すほどの力を持つ。SNSを基盤にした経済とはどのような特徴があるのだろうか。

◆プロ無職“るってぃ”氏はどうやって食べているのか

「20代のSNS世代の僕らは、それを『独自の経済圏』と呼んでいます」

 こう語るのは自身をプロ無職と名乗る“るってぃ”氏。新卒で入った会社を10か月で辞めてブログを書きはじめ、今では年間300万円のスポンサーがつくなどブログから派生した収入で生活している。

 ツイッターのフォロワーは1.6万人を超え、インフルエンサーとして紹介されることも増えてきた。同じような仲間も増えてくる中で、新しい経済圏の誕生を感じてきたという。

「企業に所属せず、友達同士で仕事を回してます。どうやって成り立つかというと、オンラインサロンでメンバーを育てて、SNSや交流会で仕事を依頼したい人を見つけて仲のいい関係を築いてから仕事を依頼し合うんです。プロジェクトに必要な資金があれば、銀行融資をしなくてもクラウドファンディングで募ればいい」

 自分たちの力で仕事もお金も作り出せるという自負があるようだ。1つの試みとして、るってぃ氏はいま企業が作った服を買わないと決めている。それは自分の身の回りで経済を回すことに注力するためだ。

「もともと服は大好きだったんですが、今年は自分で作るか友人が作った服だけを買うことにしました。企業の知らない人にお金を落とすくらいより、友人に支払ったほうが同じお金でも全然価値が違います」

◆家賃ゼロ円で2畳半の部屋に住んでいる

 金の使い道を厳選するだけでなく、モノの執着からも解放されている。その発想は自分の力で大金を稼ぎ、高価なモノを買うという価値観とは真逆のものだ。

「仲間と『家、タダでもらおうか』って話してたんです。独自の経済圏が成立すれば家も手に入るので。現に僕は家賃ゼロ円で都内に3年住んでいます。2畳半の部屋ですけど、生活用品はスーツケース1つにまとめてるんで十分です。友人はフォロワーから譲ってもらって車を2台も持っていますよ。でも車は維持費が高いし、移動も誰かに乗せてもらえばいいから免許証さえいらないんじゃないかって話してます(笑)」

 もちろんそれだけ支援する人がいるのは、彼らの日々の情報発信に強く魅力を感じているからである。そして、発信力をもとに恩返しをするという関係性がうまれる。

「スマホをなくしてツイッターで『だれかくれー!』と呼びかけたらiPhone8をフォロワーさんからもらったんですよ。鳥取県の方だったんですが、代わりにスマホカバーを鳥取の名産品である『白バラ牛乳』のケースにして宣伝しています。鳥取のことなんてほとんど知らなかったんですけど、それをきっかけにお礼のため鳥取まで行ったら街にとそこにいる人に魅了されたので、今後鳥取のPRにも協力しようと思ってます」

 そして、るってぃ氏は、次のように未来予想する。

「将来的には好きな経済を選択できるようになると考えています。いままでは資本主義経済しかなくて、会社に所属していかに働いて出世して金を稼ぐかという一択だった。これからのSNSはいままで以上に個人の人脈や思考が見える時代になっていくでしょう。そうなれば自然と『独自の経済圏』も、新しい経済の選択肢のひとつになると思います」

 オジサン世代から理解しがたい経済観かもしれないが、彼らのビジネスが成り立っていることは事実。独自の経済圏が広まり定着していくのか、今後も注目していきたい。

【るってぃ氏】
大学卒業後、大手アパレルメーカーに就職するも10ヶ月で退社し、ブログを書き始める。新しい生き方や働き方を提唱するブログ「プロ無職」、「エアログ」などのWebメディアを運営。

<取材・文/日刊SPA!編集部>

儲けのワル知恵 最強バイブル (100%ムックシリーズ)
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posted by 志村三男 at 19:21| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月21日

本日のオークション出品。

●本日家電を一品密林、ヤフオク、ラクマに出してみる。時間の都合で一品のみだが次回時間あるときはメルカリにも登録してやってみるか。
世界一わかりやすいメルカリ完全活用ブック -
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posted by 志村三男 at 23:09| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

税務署から出頭書が来たのだが

事務所の俺の机の上勝手にお袋が整理してしまった。どこに何があるかさっぱりわからん。余計な仕事が増えるな・・・・・・・・。
んでくだんの税務署からの封書が行方不明なので出頭は22日なので本日電話するが、結局連絡来ず。まあ確定申告で忙しいのはわかるがならこんな忙しい時期に来ないと差し押さえするぞなんという封書よこすなよ!
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2018年02月21日

【悲報】Amazonマケプレ詐欺騒動、もうめちゃくちゃ・・・・・・・・・・

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http://nomusoku.blomaga.jp/articles/81303.html
安いものには気を付けよう。
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SS男「過払い金を取り返してあげよう!」貧乏娘「ありがとうございます!」

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http://elephant.2chblog.jp/archives/52197562.html
感想は読んでから。
Q&A過払金返還請求の手引 -
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2017年11月22日

釣った魚の種類がわかるアプリ

アウトドアブームの影響か。最近は、若い女子の中にも釣りにはまる人が増えているらしい。お洒落な釣り具やウェアもたくさん販売されていて、入門には事欠かない。何事も、形から入るのが基本。ビジュアルを万全にして、スタートするのもいい。しかし、どうせならもっと実質的な部分を強化したほうが、より楽しめるのではないだろうか。

そんな釣りガールを含むビギナーたちに、ぜひおススメしたいのが、この「Deep Fish」。釣った魚の写真を撮るだけで、その場で名前を教えてくれる便利アプリだ。
・60種類以上の魚を自動検出
「Deep Fish」は、60種類以上の魚を自動検出する。陸揚げされた魚を撮影すれば、その名前がすぐわかる。キャッチした履歴は、個人のプロフィールにどんどん追加されていく。

登録された情報は、アプリのユーザー同士で共有可能。同じ魚がどこで釣れたか、確認できるようになっている。同じタイプの魚をまた釣りたければ、次回はアプリを参考に、成果が最も上がっている地域へ行けばいい。釣果のない場所へ、無駄足を踏まずに済む。効率的な釣りを実現した点も、このアプリの大きな特長だ。
・トロフィー付きで表彰も
釣った魚の大きさなどを、他のフィッシャーとシェアするのも面白い。最も大きな魚を釣った人は、名前の前にトロフィーが表示されるというから、マメにチェックするのがベター。

気温が下がってきているが、場所によっては、まだまだ釣りはできそうな気配。アプリをダウンロードして、晩秋のレジャーを満喫しよう。

以前毒魚を釣って画像投稿から判明して食う直前助かった話あったが必要だな。
おひ釣りさま (少年チャンピオンコミックス・タップ!) -
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2017年11月09日

アフリカの子供とかが理想の貧困なのか!?

貧困当事者だという人を「お前は貧困じゃない」と批判する「貧困たたき」で、ずっと気になっていることがあります。たたく人は、頭の中に「これが貧困だ」というある種の「理想」があって、それに当てはまらないから怒るわけですよね。でも、その「理想」って、正しいのでしょうか? 貧困家庭で育った若者たちに、話を聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)

【画像】公衆電話で握りしめた100円玉 ツイッターで話題のマンガ「夜廻り猫」が描く貧困

「いろいろ言いたいことがある」
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。

 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

 日本の子どもの貧困率は、13.9%ですが、この5人が育った家庭の生活水準も、「貧困」と呼べるレベルです。

 「理想の貧困」と現実の自分たちとの違いについて教えてほしいとお願いしたところ、「いろいろ言いたいことがある」と、来てくれました。


「理想の貧困」の見た目って?
 ではまず、世間的な「理想の貧困」って、どんな見た目なのでしょう? 5人に聞くと、こんな返事でした。

「ホームレスの子ども版」
「服が破れていたり、汚かったり、みすぼらしい」
「飢えて草や段ボールを食べる」
「風呂に入っていない」
「ぱっと見て『貧困だ』ってわかる」

 つまり衣食住にも事欠く、命の危機に直結するような状態です。

 一方、5人の外見は、ごく普通です。服は破れていませんし、汚れてもいません。

 ヒカリさんは、「服はいま安く買えますからね。むしろ貧困だとバレないように他人に見える部分は気をつかいます」と、言います。

 もちろん、「見てすぐわかる貧困状態」の子もいます。そういう子たちが置かれた状況は深刻で、いち早い支援が必要です。ただ、現実の貧困層には、そこまで極端ではないけれど、生活に困っている、という人たちも多く存在します。


「ゲームとか、芸能人のポスターとか、ダメだね」
 私(記者)は、今まで何度か「子どもの貧困」の取材をしたことがあります。以前、支援者のひとりが「貧困って、見た目ではわからないんですね」と、こぼしたことがありました。

 「理想」と現実とのずれは、見た目から始まっています。
 
 こうした「理想の貧困」のイメージを、5人は、どう思っているのでしょう。

「極端じゃない貧困は見えづらいから、支援が薄いよね」(ミユ)
「要するに、生命維持に必要がないものを持っていたら、『貧困じゃない』ってたたかれると思う」(ユウタ)
「ゲームとか、芸能人のポスターとか、ダメだね」(ヒカリ)
「外食とか飲み会も」(アオイ)


NHK貧困たたき事件の影響
 昨年、NHKの番組に貧困当事者として出た女子高校生が「貧困たたき」にあいました。「千円のランチを食べていた」「家にアニメグッズがたくさんある」などが、貧困ではない証拠とされました。

「千円ランチって、友だちと食べてたらそのくらいの値段になっちゃったことはあるよ。会うと必ず『今度ご飯行こう』って話になる子もいるし。それ以外のところで節約してるだけ」(ミユ)

「友だちに誘われて、『お金がないから行けない』って言う勇気ないな」(アオイ)

「相手に気をつかわせるし、言ったら二度と誘ってもらえなくなる。まあバイトで忙しくて物理的に無理っていうことも多いけど(笑)」(ヒカリ)

「NHKの件は、いかにも『悲惨な暮らしなんです』っていう演出をしたメディアの責任もあると思う。散々、悲惨なんですっていう見せ方をしたあとで、アニメグッズとか千円ランチとか出てきて『違うじゃねーか』ってなっちゃった気がする」(ユウタ)

「去年の貧困たたきを見ていて、『あ、私もジャニーズのコンサートに行ったな。たたかれるのかな』って思った。1回4〜5千円だけど、誕生日プレゼントとかで特別に行かせてもらったりすることはある。芸能人のポスターを私も部屋に貼っていたけど、雑誌の付録だから数百円しかかかっていない」(ヒカリ)

「うちは、両親の稼ぎが少なすぎて、祖父母から支援を受けている。おばあちゃんが用意してくれた一軒家に住んでいるけど、家だけ見たらたたかれると思う。でも、いちいち説明するのは面倒だし」(アオイ)

「生活のすべては見えないし、こっちも言わないしね。むしろ、いちいち説明をしてたら『貧困アピール』って引かれちゃう(笑)」(ユウタ)



スマホ=ぜいたく品?
 ぜいたく品の象徴とされやすいもののひとつが、スマホ(携帯電話)です。

 5人は、全員持っています。「むしろインフラとして必須」とユウタさん。数件のバイトをかけもちしているユウタさんにとって、職場との連絡手段としてスマホは欠かせません。

 ひとり親家庭の場合、家に子どもだけでいることも多いので、緊急連絡用としても必要です。他の取材で、「母親が働きづめで、ゆっくり話す時間がないから、LINEでの会話を大事にしている」という声も聞きました。

 実は、「経済的に苦しい世帯の方が、子どもの携帯電話の所持率が高い」というデータもあります。

 昨年度、滋賀県彦根市が市内の小学5年生と中学2年生の生活実態を調べたところ、「子ども用の携帯電話・スマートフォンを持っていない」とこたえたのは、経済的に苦しい世帯の子どもが33.8%。他の世帯の子どもは47.2%。つまり、苦しい世帯の子の方が、携帯電話を持っている、という結果です。
(この調査での「経済的に苦しい」は、「過去1年間にお金がなくて家族が必要とする食べ物や衣服を買えないことが1回以上あった」と、こたえた世帯です)

 少ない収入をどこに投じるのか、家庭によって様々です。借金をして、無理な出費を続けていることもあります。私は、子どもの貧困を取材していて、「○○を持っている」は「貧困ではない」ことの証拠にならないなと、痛感します。


当事者も「私は貧困ではない」
 世間的な「理想の貧困」のイメージは、当事者たちをも縛ります。

 ミユさんは「ずっと、自分が貧困当事者だと思っていなかった」そうです。

 それは、飢えて草を食べるといった「理想の貧困」状態ではなかったから。

 「貧困ってアフリカの話だと思っていました」

 小学生のころ、父親が働かなくなり、離婚。貯金もなく、母親の月20万円ほどの収入だけで、弟と3人が暮らしてきました。草を食べたことはないですが、「8本入り100円のスティックパンが朝食と昼食」だったそうです。ふとのぞいた母の携帯電話のメールには、「お金を貸してほしい」と書かれていました。

 高校3年の時、偶然、子どもの貧困問題に取り組む団体のイベントに参加し、貧困当事者の話を聞いたとき、「自分にもあてはまることが多い」と気付きました。

 ミユさんは戸惑いを打ち明けてくれました。

 「ショックでしたよ。自分の中で貧困=極端っていうイメージが強かったから、『私も、それなの?』って。自分が貧困当事者だって、知らなかった方が良かったと思う時もあります。今でも、私が当事者として語っていいのかなって、思います」


家にゲームがある「本当の理由」
 実は、ヒカリさんとアオイさんも、同じことを言っていました。

 ヒカリさんの言葉です。

 「飢えてティッシュを食べたことはないし、生活保護を受けていたわけでもないのに貧困を語っているって知られたら、引かれるだろうなって思う。『高校生の頃、学費をバイトで稼ぎました』っていう、いかにも可哀想なストーリーを人に話す時、心の中で『でもお前、ゲーマーじゃねーか』って自己ツッコミを入れてしまう」

 ヒカリさんの父は、夜は仕事でいないことが多く、姉とふたりで家にいることが多かったそうです。「たぶん父は、自分が相手をできない代わりに、私にゲームを与えていたんだと思います。でも家にゲームがあるって、たたかれるでしょうね」


メディアに出ることを控えた団体も
 子どもの貧困を支援する団体に取材をすると、「自分が貧困当事者だとは思っていなかったという子は、かなり多い」と聞きます。「自分は支援されるべき対象ではない」と、当事者たちも思い込んでいるということでしょうか。

 そんななか、当事者たちのリアルな声は、子どもの貧困問題を知ってもらい、解決に導くために欠かせないものです。しかし、昨年の一連の「貧困たたき」以降、高校生や大学生ら、貧困の当事者がメディアに出ることを控えた団体もあります。

 この記事もまた、5人の安全を考え、顔と名前を伏せました。

 「理想の貧困」状態にある人しか、貧困を語れない。語ったら批判される、という空気の中で、「困っている」「助けて」という言葉をのみ込む当事者たちがいるとしたら、「理想」は、とても罪深い存在ではないでしょうか。

 そして、「極端な貧困」か「極端ではない貧困」か、偏った光の当て方をしたり、さらには対立したりすることは、どちらの子どもも傷つけてしまう気がしてなりません。
子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書) -
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理想の貧困って何だ?

子どもの貧困を解決するべく、支援に携わる人は、たくさんいます。とても貴重な活動ですが、一部、よかれと思った言動が、当事者の子どもたちを傷つけていることがあるようです。「かわいそうな子を助けたい」という善意に潜む落とし穴を、当事者たちに聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)


【画像】「バレたくないから」服装に気をつかう、バイトのためスマホは必須 リアル貧困家庭の子どもたち

スマホをもつ子は「うわずみ」?
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。
 
 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

 世間にある「典型的な貧困像」と自分たちとのズレについて、語ってもらったところ、支援する人たちのことが、話題になりました。

「私が参加する貧困当事者向けの無料学習塾で、勉強を教えるボランティア講師の人が『この子たちは貧困って言っても”うわずみ”だよ。スマホを持ってるから』って言ってて、びっくりした」(ヒカリ)

「いやいや! むしろインフラだから必須だって!」(ユウタ)

「あと、ボランティア講師は全員男性なんだけど、この間、『女子大生が参加する塾だから、これだけ講師が集まったんだよ。男子学生なら来なかった』って言われた」(ヒカリ)

「えー!!!」(全員)

「言った人だけじゃなくて、みんな『そうそう』って感じで……。『これが男なら、”いいね。頑張れ”って言うだけだよ』って。」(ヒカリ)

「まじキモい」(メイ)

「女の子の方が『ひとりでできないんでしょ? 助けてあげるよ』ってなるのかな」(ヒカリ)

 もちろんこれは、一部の体験談です。5人の周りにいる支援者の多くは、そんなことはありません。


貧困の子=暗い?
 また、単純に「貧困がどういうものか、知らないだけ」という例もあります。

「私が行ってる同じような学習支援では、ボランティアで来た学生が『貧困の子って意外と明るいんですね』って言ってた」(メイ)

「えええ……」(全員)

「貧困家庭の子は暗いものだっていうイメージにもびっくりしたし、『貧困の子』ってひとくくりにしてることもびっくりした」(メイ)

「貧困だからこそ、明るいっていう子も多いと思うよ」(ヒカリ)

 ヒカリさんは父子家庭で、姉と3人家族。

 母が家を出て、祖母が亡くなった小学校高学年あたりから、外で急に元気になったと振り返ります。

 「意識的にカラ元気に振る舞っていました。そうしていないと、心が崩れるから。笑っていないと、泣いちゃうから」

 その頃、「理想の自分像」を紙に書き出していたそうです。家に帰れば、つらいことが多い。「理想的な姿になって、せめて自分のことは好きになってあげようと思ったんだと思います」。そして、理想の姿として書いたのも「ずっと笑顔の人」でした。

 「面白くなくても、ニコニコしていました。口角さえ上げれば、笑った感じになるので。そうしたら中3の時、友だちが真面目な話をしているのに、悲しい顔ができなくなったんです。どうしても笑ってしまう。痛ましい顔ができない。人の前で『真顔』ができなくなっていました。そこから、少しずつ修正しました」

 ヒカリさんは、同じ貧困当事者で、笑顔で泣く人に会ったことがあるそうです。過去のつらかったことを話しているのに、無意識に笑ってしまっている。

 「私と同じだと思いました。つらい環境にあるからこそ明るくしているっていう子は、少なくないんじゃないでしょうか」


「かわいそうな子」がつらい
 暗い顔をしているはず。スマホを持っていないはず。

 こうした思い込みは、「衣食住にも事欠き、常におなかをすかせている」といった、極端な貧困のイメージが世間的に強いという影響もあるでしょう。

 子どもの貧困を支援するある団体のスタッフは、こう話します。

 「極端な事例を出すと支援が集まりやすいという事実はあります。もちろん、大事な支援ですが、支援団体としては極端ではない貧困も理解してほしい。どの団体も、お金を集めるのに苦労していると思います」

「以前、子どもの貧困問題を考えるイベントに行った時、食事支援をしている団体の女性が登壇して、『この、かわいそうな子たちを助けたい!』って訴えていて、びっくりした。会場の照明もちょっと暗くなって、しんみりした音楽がかかって」(メイ)

「えええ……」(全員)

「この女性と、この女性を『よし』としているその場の人たちに『まじか!』って思っちゃって」(メイ)

 他の4人も、ドン引きです。


「上から与えてやるものっていう感じがして」
「まじか!」という気持ちを、もう少しメイさんに説明してもらいました。

「『かわいそう』って、上から与えてやるものっていう感じがして。根底で『私はかわいそうじゃない。お前とは違う生きものだ』っていう一線を引かれているというか。お金がないことや、食べ物が十分にないことの背景には、それぞれの子のいろんな人生があって、精神的なつらさとか、難しさとかも抱えている。そういう個別の事情を見ずに、『かわいそうな子』とだけ切り取ってまとめているようで」

 アオイさんも、こう言います。

 「『かわいそう』というのは、ひとごとで、上から目線。例えば子ども食堂とかで、子どもたちがそういう目で見られると、傷つくと思う」

 ヒカリさんは、不満をこぼします。

 「飢えて草を食べるといった極端な貧困像だけが広がって、『そんなにかわいそうな子たちがいるんだね』って支援をするとしたら、気持ちが悪い。『かわいそう』が行き過ぎることで、飢えるほど極端ではないけれど生活が苦しいというグレーゾーンの子が救われない」

 「子どもの貧困」という言葉は広く知られるようになりましたが、生活レベルや家庭環境、子どもが抱える悩みは様々です。

 再び強調しますが、多くの支援者は、誠実に子どもたちに寄り添っています。ただ、中には、自分が望む、ある種「理想的な貧困状態」の子を助けてあげたい、といった思いをもつ人も、いるようです。

 支援の手は、まだまだ足りません。ある支援団体のスタッフは「はじめは興味本位で参加してもらって構わない。子どもたちを見て、何が問題の本質なのかを理解してもらえれば」と、話します。


どうにかしてくれるとか、期待していない
 一方、ユウタさんは、少し冷めています。

 「精神面の支援で『かわいそう』という態度をとるのはダメだけど、お金とかモノの支援の場合、もらえるなら別にいい。知らない人から何か言われても、なんとも思わない。気持ちがなくても、(金、モノという)行動さえあればいい。要らないモノをもらっても換金すればいいし。『気持ちだけ』は一銭にもならない」

 ユウタさんは、母子家庭で、弟と3人家族。

 地方出身で、いまは東京都内で1人暮らしをしながら大学に通っています。生活費は、母の名義で借りた銀行のローン(月5万円)と、3〜4種類のバイトを掛け持ちして稼ぐ月15万円で、なんとか回しています。

 「もらえるなら、気持ちはどうでもいい」という発言を聞き、「助けてほしいとか、分かってほしいとか、他人には期待しないということ?」と、聞いてみました。

 「あ、そうですね。助けてくれなくていいから、ムカつくやつを殴りたいです」

 その「ムカつくやつ」って誰? 人? 社会?

 「僕がこういう状況になっている、諸悪の根源に。それが社会なのか、わからないですが」

 殴るだけでいいの?

 「どうにかしてくれるとか、期待してないですから。他人に対して期待していないから、少なくとも自分が愉快になれる行動がしたいなあ、っていう感じです。なので、殴れば気が済みます」

 期待しない。そう決めていると言うユウタさんですが、「ただし」と、付け加えました。

 「仲が良い人は除きます。仲が良い人は、ちゃんと『心』がほしい。分かってほしいし、わかってもらえるとうれしい」
貧困クライシス 国民総「最底辺」社会 (毎日新聞出版) -
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せどりは今

本の街として知られる東京・神保町で10月27日〜11月5日にかけて開催されている「神田古本まつり」。今年で58回目を迎える本好きのお祭りだ。中でも盛り上がるのは、3〜5日に行われる「神保町ブックフェスティバル」。古書店のみならず、大手から中小までさまざまな出版社が割安で本を販売する。本好きは“掘り出し物”や“お宝”を求めて神保町に集う。


【その他の画像】


 しかし、光が集まるところには闇も生まれる。毎年版元が頭を抱えているのが「せどり」の存在だ。


 せどり(背取り)とは、希少本を古本屋で転売目的で購入する人々のことだ。せどり自体は以前から存在していたが、近年、目に余るようになっているのだという。ブックフェスティバルに参加する、人文系中堅出版社のAさんは「まるでカブトムシのようです」と語る。


 「毎年、ブックフェスティバルの初日になると、せどり屋が出てきます。岩波書店や三省堂のような堅い出版社や、うちみたいな小さいけど専門書を出してる人文系の版元にとっては、悩みの種になっているのではないでしょうか。会議でも話題になって、上司は『せどり死ね……』とつぶやいていました」(Aさん)


 かつてのせどりというと、豊富な本の知識から割安な希少本を見抜く――という専門的、職人的な目利きのイメージもあった。だが現代のせどりには知識はいらず、彼らの武器は「IT」。何も知らなくても、片手にスマートフォン1つがあれば十分なのだ。


 検索すれば、せどり専用のスマートフォンアプリがいくつも出てくる。このアプリをスマホにインストールして、本の裏表紙に印刷された、書籍コードを表すバーコードをカメラで読み取るだけ。するとヤフオク!やAmazonマーケットプレイスなどでの中古価格相場を自動的に調べ、粗利の計算までしてくれる──という“便利”なアプリだ。


 こうした気軽さもあり、せどりがサラリーマンの副業などとしても広まっている。集団でせどりを行うグループもあり、古本を売っているその場で電話をして、購入するかどうかの相談を始めることもあるのだという。


 「そう広くはないブックフェスティバルの売り場にせどりが現われると、1冊ずつバーコードをアプリで読み取りながらプレミア品を探すので、占領されてしまって邪魔。ただ、犯罪というわけではないので注意しにくいですし、せどりも購入者ではあるので売り上げは出る。でもやっぱり『読みたい人に買ってほしい』という思いがあるので、心境的に複雑なんです」(Aさん)


 アプリで読み込ませないためにバーコードにシールを貼るという“対抗手段”もあるが、本の数が多い版元にとってはあまり現実的ではない。また、バーコードを読み込まなくても本の情報が分かるようなアプリも開発されており、「技術のいたちごっこ」の状態だ。


 「せどりについては、困っているという気持ち以上に、無念という思いがあります。ブックフェスティバルで定価よりも安価で売る本は、重版予定がない本や、いわば在庫処分の本であったりすることもあるので、売れること自体は短期的には利益になる。せどりに買われる本は、定価よりも中古市場で高く取引されている本なわけですから、本来なら版元が刷りなおして手に入れやすい価格で売ればいい。でも、会社の体力や読者ニーズの問題でできない。せどりがのさばるのは、自分たち版元のせいでもあるんですよね……」(Aさん)


●せどりに詳しい人に話を聞いてみた


 せどりに詳しいライターのBさんにも話を聞いてみた。せどりの“鉄板本”を「女子大の『赤本』(入試問題集)です。女子高生が使っていたから高値で売れるんです。ちょっと気持ち悪いですね」と教えてくれるBさん。


 いつからせどりが増えたのか。


 「スマートフォン向けのせどりアプリが増えてからですね。09年ごろから増え始め、11年ごろには完全に定着しました。テック系の雑誌やYouTuberによってせどりノウハウが広まって、現在の状態になっています。うまい人は月に60万円くらいの稼ぎになっている。最近では、脱サラビジネスの情報商材などから始める人もいるようですが、ほとんどはどこかから切り貼りした中身のないもの。直接の現場で動いて、なおかつ稼いでいる人たちの情報はまだまだ世に出回ってないと感じます」(Bさん)


 09〜12年ごろのせどりの“主戦場”は、ブックオフなどの大型古書店だった。ブックオフの棚の本のバーコードを片っ端から読み込んでいくような人を、読者の皆さんも見たことがあるのではないだろうか。しかしブックオフは13年ごろから「せどり禁止」を掲げ、対策を講じた結果、ブックオフで活動する人は目に見えて減ったという。


 ブックオフが行ったのは、巡回や呼びかけに加えて、先ほどもAさんが語っていた「バーコード対策」。バーコードの上に自社管理コードを貼り、スマホアプリやバーコードリーダーの利用ができないようにした。Bさんは「やはりそうしたツールが使えないと不便なので、有効なせどり対策になる」と語る。


 「中には、スマートウォッチとキーホルダー型の読み取り機を連携するなど、スマホを使わずにせどりをする人も現れました。ただし、最近ブックオフではうまみがなくなったという話を聞きますね。ブックオフとヤフオク!が連携を始めた影響で、ブックオフがヤフオク!の相場を当てにして値付けをするようになったために、以前のような『超希少本なのに100円』というような値付けは見なくなりました」(Bさん)


 同様のケースは、ヤフオク!以外にも起こっている。Webを使えばどの店でも中古市場を参考にできるようになったために、中古市場の価格がそろってきている傾向があるという。そのため、「以前ほど大きな額をせどりできなくなっているのが現状」のようだ。


 せどりを減らすためには、「バーコードを隠す」といったテクニック的な対処はもちろんのこと、古本市やブックオフのような場所と、Web上の中古市場の価格差がなくなる「根本的な解決」が必要なのかもしれない。心苦しいが、出版社の無念の日々はしばらく続きそうだ。
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早く人並みになりたい!

「夢に向かって頑張る君を、応援するよ」。この言葉が、貧困状態にある子どもにとってつらいことがあること、ご存じですか。過酷な環境で生きる子どもにとって、気力を維持することは、とても難しく、「夢をもつ」こと自体が難しい子もいます。一方で、「頑張れない子は支援に値しない」「頑張れない子は自己責任」という批判は強くあります。当事者たちに、話を聞きました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美)


【画像】「スマホも持っている」「見た目はむしろ気をつかう」これがリアル貧困家庭で育った若者たち

「頑張らないことが、許されない」
 集まってもらったのは、首都圏の大学に通う男女5人。

 アオイさん(大学2年)、ミユさん(大学2年)、ユウタさん(大学4年)、ヒカリさん(大学4年)、メイさん(大学3年)。全員仮名です。

 5人とも、経済的に苦しい家庭で育ちました。

「『頑張らない』ことが許されないのが、つらかったな……」(ミユ)

「わかる。私は家が悲惨だったから、学校に行くだけで精いっぱいで、勉強する力が残ってなかった。うちは私以外の家族3人(両親、姉)が宗教にはまってしまって。自分の中の、きついとか、悲しいといかいう感情を消して生きていた。友だちにもそんな悩み話せないし、家事も全部自分でしないといけないし、学校に行ったら『もう電池ない』って感じ」(メイ)

 貧困という環境は、子どもたちにとって、自力でなんとかできるレベルを超えた、大きな壁です。さらに、貧困だけでなく、虐待や家族間の問題が重なることも、少なくありません。

 そうした「頑張ってもどうしようもない壁」を幼い頃から突きつけられてきた子どもが、気力を保ち続けるのは、普通に暮らしている人間が想像するより、はるかに難しいことです。勉強以前に、うつ病などの心の不調が出たり、何にも興味をもてなくなったり、言動が荒れてしまったりする子もいます。

 今回集まってくれた5人は、奨学金を借りながら進学し、バイトで家計を支え、実は頑張っている人たちです。メイさんも、「電池がない」ながらも、「大学に行って、社会の『まともな方』に入りたい」という一心で勉強を続け、無事に東京都内の大学に入学を果たしました。誰にでもできる努力ではないでしょう。


「支援される資格がない」
 経済的に苦しい家庭の子ども向けの奨学金といった支援は、いろいろとあります。

 一定の成績以上といった条件を付けたり、「将来の夢」といった作文を書かせたりするものが、一般的です。

 ここで、つまずいてしまう当事者もいます。

「やっぱり、夢がないと支援される資格がないのかな、と思う。夢がないと、支援する人も『これがやりたいんだね、そのためにはこう支援するよ』ってならないし。奨学金っていろいろあるけど、基本的に『夢のために頑張っている人』向け。適当に書こうと思えば書けるのかもしれないけど……」(アオイ)

「奨学金の申請の時、『将来の夢』って作文で書いたなあ(笑) でも確かに、お金を出す方からしたら、『夢はないけど、金ください』って言われて、出さないよね」(ユウタ)

「お金を支援してくれる人だって、そんなに余裕があるわけじゃないし。寄付って投資だもんね。東大行きたいとか、文科省に入りたいという人を応援するのは、『リターン』がわかりやすい」(ヒカリ)

「メディアも、頑張る子しか取り上げないし」(アオイ)

アオイさんは、高校を中退後、通信制高校に入りました。

「やりたいことが、本当になかった。『あれになりたい』『ああいう姿になりたい』という意欲が、そもそもなかったです」

 通信制を卒業する1〜2カ月前に大学を受けようと決めましたが、そのまま進路未定で卒業し、フリーターになってもおかしくなかったと振り返ります。

 なんとか大学に入ることができましたが、先日、あるメディアの取材を受け、この経緯を話したところ、掲載された記事は、「進学を目指して頑張って勉強をしていたら、祖父母の支援が受けられた」という、全く違うストーリーだったそうです。「そんなに頑張ったわけじゃない……」。アオイさんは、居心地悪そうに、そう言います。

「意欲が出せないのは、努力して達成できた経験がないから。褒められたことがないから。その積み重ねで、だんだんやる気がなくなっていくのかなと思う。努力しないことを自己責任と言う人もいるけど、努力できる環境になかった子もいる」(アオイ)


「頑張れない自分が悪い」
 頑張れない子どもたちは、他人から「自己責任」と批判される前に、自分で自分を「ダメな人間なんだ」と責めています。

 ヒカリさんは高校時代、学費を稼ぐためにバイトをしていました。クラスで上の方だった成績がみるみる落ち、下から3番目に。焦る気持ちを抑え、「3年生の1年間で挽回(ばんかい)しよう」と決めていたそうです。

 しかし、いざ3年生になって、勉強をしようと机に向かっても、文字が読めない。頭に入ってこない。時間だけが過ぎていきます。
 完全な「うつ状態」でしたが、当時は全く気付きません。

 「集中力がない自分が悪い。勉強できていないことを人に知られたら怠慢と言われる」と、ひた隠しにし、自分を責め続けていたそうです。塾や予備校には通えず、ひとりで勉強をしていたので、誰かが「うつ病じゃないの?」と気付いてくれることもありませんでした。

 「頑張れない」には、いろんな理由があります。

 必ずしも、甘えとは限りません。すでに十分頑張っている人の「これ以上は、頑張れない」かもしれません。

 「貧困家庭の子ども」といっても、性格や環境はひとりひとり違います。悩みも違います。頑張れる分野、程度も違います。また、今回集まってくれた5人は、「頑張らないけど、お金をください」と言っているわけでもありません。「頑張れる力」を育てる支援や、進学といったわかりやすい分野以外を支援する形も、あるのではないでしょうか。

「『貧困の連鎖を断ち切るには、教育だ!努力だ!』という人がいれば、そうじゃない人もいる。私は、『努力だ』っていうタイプではないかな。いい大学に入るとか、いっぱい稼ぐことへの憧れはない。人並みになりたい。『貧困から抜け出すために、人並み以上に頑張れ』と言われるのは、ちょっと、つらいです」(アオイ)
最貧困女子 (幻冬舎新書) -
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posted by 志村三男 at 00:29| Comment(0) | 借金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする